腰痛の原因はさまざま。筋肉や靭帯に負担がかかって痛みが出る場合や、神経が引っ張られたりして痛みや痺れが伴うことも。それらの痛みの原因を誘発する要因として多いのが、骨盤の歪みや悪い姿勢。骨盤が歪んでいたり悪い姿勢でずっといると、腰の筋肉を無理に引っ張ったり、神経を圧迫して腰痛の原因となってしまいます。

腰は体の構造上不安定なつくりとなっています。なので、腹筋群や背筋群といったインナーマッスルを使って安定させているのですが、このバランスが崩れると腰の筋肉がいつも緊張状態となってしまい、腰痛へと繋がってしまいます。

この問題は、運動不足や普段の身体の使い方によって引き起こされるので、慢性の腰痛の方は正しい運動を行い、これらのバランスを整える必要があります。

自律神経とは自分の意志とは関係なく働く神経のことで「交感神経」と「副交感神経」とがあります。

本来この２つの神経がバランスを保って身体の機能を調整しているのですが、ストレスや生活習慣の乱れが原因でこのバランスが崩れてしまう場合があります。

この場合、常に交感神経が優位に働いてしまい血管が収縮して血流が悪くなったり、筋肉に力が入ってしまうようになり、それが腰痛の原因となってしまいます。